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そこでKIA-5750そのものの合成を試みた。加水素分解で保護基のベンジルエステルを外し、溶媒を濃縮して得られた粘稠なシラップに貧溶媒の四塩化炭素を加え、析出した結晶を濾別して目的物を得るのが通例であったが、KIA-5750は不安定で、四塩化炭素のようなハロゲン化炭素系溶媒中で少し加熱するだけで分解してしまった。活性本体のカルボン酸の除草活性が見たくて何回も合成を試み、反応中には確かに確認できたKIA-5750が、結晶中に分解してしまうことが判り、トルエンを貧溶媒として使うと分解させずに目的物が得られることが判って、何とか合成することができた。
その生物活性結果は、畑作茎葉ではKIA-1283系化合物が苦手としていたオナモミに卓効を示したが、選択性を示す畑作作物はなく不合格、移植水稲では稲と広葉雑草の間には若干選択性が見られるが、活性弱く不合格であった。
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