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農薬開発の流れ
ケイ・アイ研究所
クミアイ化学生物科学研究所
クミアイ化学化学研究所
イハラケミカル研究所

 農薬の研究開発には幾つもの段階があり、我々のグループでは下に示した各研究所がそれぞれの専門性や機能を生かした役割を担っています。 
 ケイ・アイ研究所の合成チームは、各方面から収集した情報と独自に構築した仮説をもとに、新しい農薬の候補化合物をデザインし合成します。合成された化合物はクミアイ化学生物科学研究所の評価チームにより雑草・害虫・病気に対する効果と作物に対する安全性を指標に、農薬としての性能を検定されます(スクリーニング)。その結果をもとに合成チームは、更に改良した化合物を合成します。物性研究チームは化合物の物理化学的性質の測定・解析を行い、生物活性との関係について考察と助言を与えます。ケイ・アイ研究所とクミアイ化学生物科学研究所間の綿密な打ちあわせと、合成・生物検定試験を繰り返して化合物の最適化を行い、有望化合物を見出していきます。
 その後、選抜された有望化合物は実際のフィールド試験及び初期毒性試験を行い、実用性の有無が判断されます。実用性が判明すれば、次のステップである大規模なフィールド試験・毒性試験・代謝試験・環境動態試験(生物科学研究所)・製剤処方の検討(化学研究所)・工業的製造法(イハラケミカル研究所)の検討を行います。これらすべてをクリアした後、登録申請を行い、審査の末、上市・発売されます。こうした多くのステップを経るため、合成から上市までに5〜10年の期間を必要とし、数十億円の投資が必要となります。このような研究開発の流れは医薬品と共通する部分が多く、安全性試験等に関してはGLPに準拠し厳正に行われます。



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